【動画公開】臨床の質を上げる生成AI活用

目次
  1. 「制度が後押しする」段階へ
  2. 動画の内容
  3. 資料のダウンロード
  4. おわりに
  5. 関連

医療現場では「生成AIを使ってはいけない」という声をよく耳にします。SNSでは、危うい使い方をしている事例も目にします。

例えば、個人で契約しているChatGPTやGeminiなどに、音声などで患者さんの情報をすべて入力し、サマリーを作るケースです。これは現時点では間違いなくガイドラインに反しますし、個人情報保護法にも抵触するかもしれません。

特に医療機関など専門職が働く現場で、こうした使い方があってはならないと感じており、強い危機感を持っています。

一方で、生成AIを活用した事例も見かけるようになりました。医療従事者として、個人レベルで生成AIとどう向き合い、どう活用すればよいのか。この問いを取り上げた研修会の動画を公開しました。

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「制度が後押しする」段階へ

令和8年度の診療報酬改定では、生成AIによる診断書・紹介状等の作成補助が、医師事務作業補助者の業務内容として明記される予定です。具体的には、退院時要約・診断書・紹介状等の原案作成支援に生成AIを活用することが評価対象となり、医師事務作業補助者1人を最大1.3人換算できる仕組みが示されています。
つまり、「興味のある人・機関がやる」段階から「制度が後押しする」段階に移行しつつあるということです。
今回の改定では、生成AIだけでなく、医療文書向け音声入力システムやRPAによる定型入力の自動化、患者向け説明動画の活用なども対象に含まれています。AI事業者ガイドラインの遵守や医療情報システム安全管理ガイドラインへの準拠、補助者向け研修の実施といった要件も設けられており、活用を後押ししつつ、安全な使い方を求めているという印象です。

動画の内容

本動画は、2026年2月13日(金)に岡山大学で開催された CoCoSimAIプレセミナー「臨床の質を上げる生成AI『使いこなし』最新アップデート」 でお話しした内容です。
診療や教育で生成AIを使う際の工夫を、最新の知見とあわせて紹介しています。AIの予備知識がなくても分かるように話しました。「生成AIって結局どう使えばいいの?」という方にこそ見ていただきたいと思っています。

資料のダウンロード

動画の概要欄にあるアンケートにお答えいただくと、発表資料をダウンロードできます。日常の臨床・教育にご活用ください。

おわりに

診療報酬改定でもAIによる事務作業の効率化が明記されるようになっています。今回もそれをベースに、研修会という形で活かしていければと思っています。
「使ってはいけない」と言うだけでなく、どう使うかを考え、試し始める時期なのかもしれません。制度面での後押しも始まっています。
個人で使うときは注意点を踏まえ、組織としてカルテに組み込むときはガイドラインに沿って導入していただければと思います。

適切かつ倫理的な生成AIの活用法が、医療機関で広まることを切に願っております。

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関連

医療従事者が生成AIを活用するときにまずおさえておくべきことshoei05.com


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