医療従事者が生成AIを活用するときにまずおさえておくべきこと
患者さんの情報を生成AIに入力する前に何を確認するか。AIが挙げた文献はどう確かめるか。診療での使い方から、研究費申請や論文執筆、研修医の指導まで、事例や手順をまとめた記事を集めました。関連資料は随時追記しています。
知りたいことから読む
- 「臨床の質を上げる生成AI活用」の講演動画です。発表資料の入手方法も載せました。
- 紹介状や会議録を例に、学習オフの設定だけでは足りない場合を整理しました。
- 臨床疑問を調べるときのUpToDateとOpenEvidenceの使い分けです。情報がどう作られるかを比べ、引用された文献の確かめ方も取り上げます。
- PubMedやDOIへのリンクを回答に付けるよう設定したGeminiのGemと、その指示文を公開しています。
- 研究費の申請書を書く前に、生成AIで着想を広げ、先行研究を読みながら検討を進める方法です。
- 英語論文の執筆ガイドを手がかりに、文献の確認と研究の着想段階でのAI利用を考えます。
- 指導医と研修医の会話を例に、AIの答えを一緒に確かめる指導を取り上げます。
研修会「臨床の質を上げる生成AI活用」の動画です。診療や教育で生成AIを使うときの工夫をお話ししました。発表資料の入手方法は動画の下にある講演記事に載せました。
診療で生成AIを使うとき
患者情報を入力する前に何を確認するか。紹介状や看護計画の下書き、会議録の作成を例に、学習オフの設定で見る点と、契約や院内の運用で確かめる点を分けて整理しました。
EARL先生は報道事例をもとに、生成AIでカルテを下書きするときのサービスの選び方や院内ルールを整理しています。
AIを「AIカルテ」として使う際の注意〜ガイドライン抵触にならない使い方〜note.com診察時の音声を文字に起こして電子カルテに取り込む仕組みについて、国内の導入事例と安全管理の論点を扱った記事です。
【医療AIにおけるHuman-in-the−Loopの再定義】 音声を介するAI-電子カルテの直結を徹底検証note.comAIに鑑別疾患を挙げさせる際の論点には、患者情報の扱いと、入力内容によって回答の精度が変わることがあります。
AIによる疾患鑑別のpit fall~個人情報の扱いと精度の問題~note.com患者さんが自分の症状をChatGPTで調べてから受診したときの対応を、EARL先生が外来の実例を交えて考えています。
自身の症状についてChatGPTに聞いた患者が外来に来たら?note.com臨床疑問を調べ、参照文献を確かめる
OpenEvidenceでシステマティックレビューやメタ解析を優先して探せるように、Chrome拡張機能を作りました。
UpToDateは専門家が編集した資料で、OpenEvidenceは文献を検索して回答を作るAIです。臨床疑問に応じた使い分けと、AIの回答を原著で確かめる理由をまとめました。
Geminiの回答から出典をたどれるように、参照した文献とリンクを挙げる指示をプロンプトに加えました。記事にそのプロンプトを載せています。
後編で公開したGemは、臨床疑問を入力するとPubMedやDOIへのリンク付きで文献一覧を返すように設定しています。指示文もそのまま載せました。
研究費申請・論文執筆・教育で使うとき
申請書を書く前には、研究の問いを広げる作業と、文献を読んで仮説を詰める作業があります。それぞれを支援するAIエージェントを一つずつ取り上げました。
論文で引用する文献をどう確認するか。研究の着想を練る段階では何をAIに任せるか。英語論文の執筆ガイドを手がかりに、この二つを考えます。
研修医がAIに何を尋ね、答えの根拠をどう確かめたかを一緒に振り返ります。記事には、指導医と研修医がその対話を進める例を載せました。
大学の授業での生成AI利用と学生の批判的思考との関係を扱った研究をもとに、出力を検証する課題や評価方法の組み立て方を考えました。
授業や教材で生成画像を使うときに確認したいのが、著作権上の表現とアイデアの違いや教育目的の例外です。画像を作るときの倫理上の注意点とあわせて、ガイドにまとめました。
noteの元記事を見る